アクセサリー製作者
ネックレスについて
- 3つのチャームネックレスについて
3つのチャームネックレスは、3つのチャームを一度につけても、2つでも、1つでも、どんな組み合わせでもバランスよく作っています。
3つだと華やかに、2つだと変化を楽しんで、1つだとシンプルに。。。
全部で7通りの組み合わせができます。
チャームの丸カンは外径が6㎜で内径が5mm程度なので、5mm以内のチェーンにならどのチェーンにも通すことが可能です。
アジャスターのチェーンを長めにしていますが、これはヴィシュダ(ノドの少し下あたり)からアナハタ(胸のほぼ中央)の間を調節できるようにするためです。
普段の服装のことを考えると、喉元に近い長さのネックレスが多いですが、これから先、チェーンのデザインや長さも増やしていきたいと思っています。
- チャームの着脱方法
チャームの着脱の仕方は簡単です。
チェーンを指で引き上げてスルスルと重力にまかせてチャームを落としていくと、スムーズに取り外せます。
つけるときは、反対にアジャスターの先からチャームの輪っかを通して、
チェーンを持ち上げそのままスルスルと通してください。
チャームの着脱の際に、チャームの石どうしが絡むことがあります。
細いチェーンをデザインで使用していますので、絡みやすいのでお気を付け下さい。
もし絡んだ場合は、水平な面において少しずつ絡んだ部分をほぐしていくと取れやすくなります。
- 重ねづけ
アジャスターを調節する事によって重ねづけもできます。
たとえば、小さな淡水パールのネックレスを短めに上につけて、その下に少し大きめの石のネックレスを長めにして重ねづけするのも素敵です。
上にくる方を控えめな石にして、下の方に少し大きめの石を持ってくるとバランスがいいみたいです。
もちろん、石のもつ雰囲気でも違ってきますので、色々とお好みで工夫されても楽しいと思います。
- 天然石、ネックレスのお取り扱いについて
石に黒い点やインクルージョン(内包物)、傷がある場合がございますが、天然の鉱物のためご了承ください。
ネックレス、チャームは全て手作りで繊細な作りになっていますので、直接石やワイヤーの部分を触る時はご注意ください。
- チェーンの素材、アレルギーについて
14kgf(14Kゴールドフィルド、ゴールドフィルド=金メッキ)とは、14Kを総重量1/20以上の厚みで真鍮に熱圧縮、または14K層に流し込みしたものです。
近年の金の値段高騰のため、欧米などのジュエリー業界ではポピュラーな素材です。
普通のメッキ素材と違い、コーティングされるメッキの層が厚くはげにくいと言われています。
日本でも手頃な価格でゴールドの質感を楽しめる素材として、14kgfは人気があります。
14kgfはメッキの層が厚いため金メッキがはげにくく、アレルギー反応も出にくいと言われています。
私は、他のメッキ製品ではアレルギー反応が出ますが、14kgfでは比較的大丈夫です。
でも汗をかいたり疲れていて免疫力が落ちているときは、たまに反応する事もあります。
23K合金PTとは(PT=コーティング)、真鍮に23Kをコーティングしたものです。
仕入れている23Kメッキ素材は、国内のもともと金やプラチナを扱う会社がやっており、アレルギーのもととなるニッケルの含有量は海外の安価なものに比較してはるかに抑えられているそうです。
問い合わせたところ、14kgfでアレルギーが出ないのであれば、同じ原理で作られている23Kメッキのパーツも大丈夫だろうと言う事でした。
実際に金属アレルギーのある私が試してみると、6時間程度なら大丈夫ですが、1日中着けていたりたくさん汗をかくと、アレルギー反応が出ました。
どうしても14kgfと比べるとメッキの層が薄いので、少しでも傷がつくとそこから汗などで成分が染み出してアレルギーのもととなります。
その点、14kgfはメッキ層が普通のものより厚いため、アレルギー反応が出にくいと言われています。
アレルギー反応は個人の体質によっても様々です。
今は病院でもアレルギー検査をしてもらえるようなので、心配な方は検査をされるとより確実で安全だと思います。
今人気の14kgf素材ですが、海外からの輸入物で各工場で作られるため、同じ14kgfでも色合いにかなりの差が出ます。
手軽に高級感が出る、普通のメッキよりはがれにくいという事で人気がありますが、私個人の感覚としては、日本人の肌には14kgfは少し濃く感じるものもあります。。。
ネックレスを作る時は、全体なデザインや色の調和感を大事に作っています。
石の雰囲気にあったチェーンを選んでいるので、特にアレルギー対策用の素材を選ぶということはしていません。
素材の色や形、雰囲気、その調和感、、、
身につけた方が、内からフンワリと優しさや美しさが溢れ出るように、そしてもっと女性らしく輝けるように。。。
そういう思いを大事にして石やチェーン等の素材選びをしています。
ですのでアレルギーの方については心配な部分もあるかと思います。
そのためこれからアレルギーの方にも、安心して身につけていただけるようなデザインも考えていく予定です。
徐々に色々な素材を増やしていきたいと思っていますので、もしリクエストなどがございましたらお問い合わせください。
可能な限りお答えしてきたいと思っています。