謎が謎でなくなるとき・・・振動の神秘!


2016年 2月


  キム・ピークの「前世リーディング123」(2/27)

今回は、前回波動測定をしたキング オブ サヴァンと呼ばれたキム・ピークを、もう一度取り上げてみます。

ウィキペディア:キム・ピーク

キム・ピークは2009年に亡くなっていますが、サバン症候群という特殊な状態で生きた今生につながる前世はどのような意識だったのか、そこに焦点を当ててみます。

どうしてキム・ピークは、今生に特殊な能力を持って生まれてきたのか、これを探るには1つのヒントしかありません。
それは、キム・ピークの過去世がどんな意識だったかを知ることです。
その結果を分析してみることで、前世からの意識の引き継ぎがどのようなことかが分かるかもしれません。
前世リーディングは、「生命のヒーリング」メニューの「前世リーディング123」にありますが、この内容を記事にするのは初めてです。

キム・ピークのリーディング解説と分析の前に、「前世リーディング123」について少し説明しておきます。
キム・ピークはすでに亡くなっていますが、便宜上まだ生存しているということで話を進めていきます。
「前世リーディング123」は、今生を基点に1つ前の人生、2つ前の人生、3つ前の人生といった感じで、過去に入ってARRしていきます。
この場合、過去世ではいつ生まれ、いつ死んだかは分かりませんので、年代ではリーディングすることはできません。

リーディングは、1つの人生を前半と後半の2つに分けます。
分ける年齢は、大体35歳くらいを境に線を引いています。
そして、前半の意識に集中し、顕在意識と潜在意識の2つをみます。
後半の意識も同じようにしてみます。

結局、1つの人生で4つの意識リーディングをすることになり、それが3つの人生ですから全部で12の意識をARRすることになります。
それを、数日開けて2回おこない、より確実な前世リーディングの結果にしています。

そして、その全部の意識をまとめ分析し、全体的意識の流れや変化を見て、今生の自分の意識に照らし合わせて自分を知ることの大きなヒントにしていきます。
これが、「前世リーディング123」ですが、前もって準備のための2回のリーディングとそれをまとめるだけでも1時間以上かかります。

今回は、時間の関係もあり、実際の「前世リーディング123」の依頼ではありませんので、リーディングは1回にして、前半後半の顕在、潜在意識のリーディングも1つの意識としてリーディングしました。

この「前世リーディング123」は、本人の意識に集中したものですので、出て来るのはその人生での意識になります。
1つの人生が約70年と限定しますと、3つ前は210年前に生まれたとなります。
それプラス今生の現時点の年齢で、4つの人生の意識が分かれば、大体の自分が見えてくるはずです。

これまで、「前世リーディング123を」やってきたデータから言うと、人の人生はいきなり大きく変化するということは、ほとんどありません。
1つ前の人生意識を引き継ぎながら、緩やかに変化している人がほとんどです。
急激に大きく変化した来世という人もいますが、ほとんどは緩やかです。
勉強も、仕事も、スポーツや専門的なこともすべて同じで、しっかり努力しながらレベルアップしていくことが、この前世リーディングで確信できたのは有り難いことでした。
この説明で、大体「前世リーディング123」がどういうものか理解できたと思います。

このような流れでおこなった、キム・ピークの「前世リーディング123」です。
この結果から、いろいろと想像してみてください。
意識の流れで想像するときは、3つ前の人生の前半から後半へ、そして次の2つ前の人生の前半から後半へという感じで見ていき、最後に今生の彼の意識と照らし合わせて全体をまとめていくと、何か感じがつかめると思います。

キム・ピークの「前世リーディング123」の結果


3つ前の人生・・・前半
若い頃から、頭の芯が疲労している感じがします。
この疲れは、悩みによって疲労しているものとは違う波動です。
アジナ集中も疲れている感じで、そのあたりに痛みも感じるので、頭の使い過ぎかもしれません。
子供の頃から、こんな感じです。
気持ちも辛い波動を感じるので、かなり頑張っていたのでしょう。


3つ前の人生・・・後半
頭の中が疲労しているようで、軽い痛みと混乱を感じます。
体力も弱っている感じがするので、相当疲労していたと考えられます。
頭の使い過ぎなのか、意識を合わせている私もクラクラする感じになります。
ギリギリまで頑張っていたという波動が伝わって来ます。


2つ前の人生・・・前半
波動の感じはすっきりしています。
波動的に、若い頃は思い通りに能力を発揮できているという感じがします。
アジナ集中ですが、この時は軽い振動なので、集中もいい感じで進んでいます。
集中自体、しっかりした振動を感じますので、若い頃からかなりの秀才だったと思います。


2つ前の人生・・・後半
後半になると、何があったのか、悩んでいる感じで気持ちが重くなっています。
この人生もアジナ集中で、集中力は強いのですが重い集中をしていると感じます。
また、気持ちに焦りがあります。
自分の能力なのか、それとも何か問題を抱えていたのか、人生後半は思うように進めていない状態になっています。


1つ前の人生・・・前半
意識の感じは真面目、一本気といった感じです。
若い頃から、気持ちに柔軟性がない感じで、固い性格に感じます。
しかし、アジナの集中は冴えているのと、集中の広がりがいいので、かなりの秀才という感じがします。
何か一つのことにのめり込んでいきたい、といった感じの意識を感じます。


1つ前の人生・・・後半
ものすごいアジナ集中になっています。
何かに強くこだわっているが、ネガティブな感じは一切ありません。
ただ、少し余計な集中の波動も感じます。
何かを研究している人だったのか、けっこう自分を追い詰めています。
心は少し辛いといった感じがします。

総括・分析

彼の3つの人生をまとめてみると、相当頭を使う仕事か研究をしていたと考えられます。
3つ前の人生から前世まで意識の変化を見ると、自分の頭の働きに不満を感じていたように感じます。
自分が理想とする頭の良さに近づけない自分が悔しかったかもしれない。
この3つの人生の流れの中に、それを求める強い思いが深く浸透していたのかもしれません。
結果、長い年月の間に、無意識に浸透した理想が今生においてそれが実現できる形態になったということだと思います。
普通の人も、余計な観念をすべてシャットアウト出来れば、自分が求めるそれなりの能力開発が進むかもしれません。

どんな人の過去世を見ても、いきなりとんでもない人間になっていたり極端にその1つ前の人生とは無関係の意識になったりすることはありません。
今の自分を知るのに、前世が平安時代だの、紀元前の自分がどうだったと言われても、それで今の自分と意識をつなげて見ることは難しいと思いますが。

3次元に生きている私たちの魂は、ずっと自分という意識で新しい肉体をまといながら、輪廻を繰り返しているのです。
今生と過去3つの人生の意識のつながりを見ていけば、自分の意識がどういう性質のものであったか、また自分の思いがどう変化してきたかが分析しやすくなるのです。
今生を含め、全部で4つの人生の自分の意識に、静かに集中していると自分の魂が反応して来るかもしれません。
全部、自分なのですから。
そうなると、内的感じにより何かの印象が鮮明に蘇って来るかもしれません。



  非凡なるスペシャル脳を持つ7人の人々 (2/5)

このブログも、随分長い間更新できませんでしたが、今回から再開していきたいと思います。
今回は、タイトルにもあるようにスペシャル脳の波動測定と分析です。
スペシャル脳を持つ7人というのは、超記憶力を持った人物のことです。
これまで、秀才や天才、その他各方面でのIQの高い人物などの波動測定はけっこうやってきました。
しかし、記憶力の集中ポイントには、ほとんど触れていなかったと思います。
次のサイトに、これから測定する7名の超記憶力を持った人物が載っています。

カラパイア

各人の測定結果の説明が終わってから、脳の記憶の位置の話をしたいと思います。


1) 円周率暗唱の世界記録を持つ、中国の呂超(ルーチャオ)

アジナ集中がすばらしい。
アジナ集中から、振動が前頭部の中に抜けていく感じは、IQの高い人に共通している振動の動きで、呂超も相当高いIQの持ち主だと思います。

もう少し、脳の中を探ってみますと、もう一つ振動の集中点がみつかりました。
脳の中ですので、なかなか表現しにくいのですが、額から後頭部に向けたところでちょうど松果体の上あたりです。
全測定が終わってから、この位置について説明したいと思います。
この部分に集中することで記憶力がアップするなら、私も試しにこれから集中していきたいと思っています。

その他の意識で特徴あるのが、呂超には一切余計なネガティブ波動がないということです。
ネガティブ波動が全くないので、脳内や意識がきれいに感じ、また何の抵抗も感じません。
脳の中が、ネガティブ波動で混乱している状態と宇宙のように何の抵抗もない状態では、神経の流れにも大きな違いが出てくるはずです。

呂超の意識振動は、これ以外には何もありません。
後の6人の意識状態も、この呂超の測定結果と比較しながら読んでいくと、何か気づけるかもしれません。


2) 高速記憶の記録保持者の、スペイン人のラモン・キャンパヨ

0.5秒で17桁の数字を覚えるそうですが、こうなるともう思考を通してといったことではなく、意識的な何かを使っているとしか考えられません。
振動レベルだけをみると、同一人物ではないかと勘違いしてしまうくらい、ラモン・キャンパヨの振動の強さと質、そして集中ポイントなどは、呂超とほとんど同じです。
アジナ集中からその他すべての振動がほとんど同じです。
両者とも数字が関係しています。

面白い結果が出たと思います。
この2人の結果だけで、まず1つ記憶力アップの集中点はここだと分かりました。

今回取り上げる7人は、すべて記憶力の超人ですので、何か記憶力アップするヒントを掴めればと思います。


3) 恐るべき共感覚の持ち主は、イギリス人のダニエル・タメット

彼は、サヴァン症候群です。
サヴァン症候群は、以前に波動測定をして「第三の目の世界」に載せています。
かなり前の測定結果になりますが、興味のある方はこちらをご覧下さい。

彼も前の2人と同じで、振動の強さと質、集中ポイントなどはほとんど同じです。
また、全くネガティブ性もありませんので、脳内はきれいな空間に感じます。

ただ1つだけ違いがあります。
それは、記憶の集中ポイントです。
彼の記憶の集中点は、前の2人の集中ポイントから斜め前に少し下がった位置にあります。


4) オーランド・セレルは、10歳以降の出来事をすべて記憶している男性

IQが高いといった意識振動でアジナ集中は普通ですが、記憶の集中ポイントは、呂超やラモン・キャンパヨと同じところにあります。
そして、これも共通していることですがネガティブ性が全くないので、脳内の意識の流れが何の抵抗もなくスムーズに動く感じがします。

超記憶力の持ち主は、意識振動もけっこう似た特徴を持っているといった印象です。
この後は3人はどうでしょうか。


5) 超人的絶対音感の持ち主のデレク・パラヴィチーニは、盲目のイギリス人ピアニスト

彼はアジナ集中ですが、その強さと質は前の4人と全く同じで、IQの高さは呂超やラモ
ン・キャンパヨの3分の1といったレベルです。
記憶の集中ポイントは、ダニエル・タメットと同じです。

絶対音感と言っても、音の記憶と判断は、超記憶力を持った人物と大体同じところだとみていいと思います。
デレク・パラヴィチーニの集中ポイントの位置は、モーツアルトの集中ポイントと近いところにあります。
ただ、モーツアルトの集中ポイントよりは少し下の位置になり、振動の質もモーツアルトに比べるとちょっと低い感じがします。


6) アメリカのすべての道路網、郵便番号を記憶する男、キム・ピーク

キム・ピークは、映画「レインマン」の中で、ダスティン・ホフマンが演じたレイモンド・バビットのモデルで、サバン症候群の測定でも行っています。

アジナの集中ポイントは前の人と同じです。
ただ、集中ポイントは、デレク・パラヴィチーニよりもう少し下がった前寄りになっています。
彼の集中ポイントは、以前サバン症候群の人を測定したときに書いた集中ポイントです。
サバン症候群の人達の集中点も少しずつ違いがありますが、それでも記憶のポイントが脳のどこにあるのかが掴めてきました。


7) ひと目見ただけで、その町の風景を正確に描ける男、スティーヴン・ウィルトシア

彼も他の人とアジナ集中ポイントで振動の質も同じですが、ただ、他の6人よりはさらにアジナ集中は拡大しています。
ただし、IQが高いといった振動集中はみられません。

記憶の集中ポイントは、デレク・パラヴィチーニと同じです。
記憶の集中ポイントは、この7人の中では一番強く振動しています。


これで全員の測定は終わりましたが、全体をまとめてみたいと思います。
この波動測定で、私が一番印象を受けたのは、7人全員が少しのネガティブ波動もなかったということです。
次に、記憶の集中ポイントになります。
この2つの特徴だけでも、一般人とは大きく違うところです。

人間の脳で、記憶に関係するところは「海馬」といわれています。
脳の中の位置は、言葉では説明しにくいので、検索して画像を見てもらえればすぐに分かります。
脳の中央あたりに、横から見るとややだ円形をした「脳弓」というものがあります。
そのだ円形の下あたりが「海馬」です。

今回波動測定した7人の記憶集中ポイントは、「海馬」の位置にはありませんでした。
7人の記憶の集中ポイントは、「海馬」の延長上にある「脳弓」にありました。
集中の位置は、だ円形の脳弓の横だったり、やや上だったり、また海馬のすぐ近くだったりでまちまちですが、「海馬」には集中していません。
これも実際画像を見れば分かりますが、脳弓も上から見ると2本に分かれています。

超記憶力を持った7人全員が「脳弓」に集中していることが分かりましたので、私もちょっと試してみます。
これから私が、この集中ポイントに意識集中していくことで、少しでも記憶力がアップするかどうかを試しにやってみたいと思います。
これから本を読むとき、また何かを覚えるときに、この脳弓に意識を集中させてみたいと思います。
3ヶ月くらいか、それとも半年は必要か、また報告します。

  • 先日波動測定して頂いたYSです。ありがとうございました。 もし現在リクエストを受け付けていたら、マハー・アヴァター・ババジという人の波動測定をしていただきたいです。Wikipediaによるとヒマラヤで隠棲している不老不死の聖者だそうです。サンジェルマン伯爵のように存在自体が不思議な人です。「あるヨギの自叙伝」というパラマハンサ・ヨガナンダという人が書いた本の中に沢山の聖者・大師(ガンジー含む)が登場するのですが、その中でも師の中の師と言った扱いです。もし本当に存在しているのなら非常に波動が高そうな人物です。 -- YS 2016-02-19 (金) 14:08:56
  • YSさん、ありがとうございます。現在は、リクエストは受け付けていません。ババジのことは10年以上前に話を聞いたことがあります。ただ、何かおかしいと思ったこともあったのでその後忘れていました。聖者を測定して記憶にないということはあり得ませんので、ババジはまだ測定していないと思います。測定でババジのことも関連して言えることがありましたら、その時にでも説明したいと思います。 -- F・H・S 2016-02-22 (月) 21:22:11
  • わかりました。ありがとうございます。 -- YS 2016-02-27 (土) 18:19:29